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スペイン巡礼中は究極のミニマリスト!リュックの中の荷物

スペイン巡礼は本当に必要なものだけをバックパックに詰めて歩いていく、ミニマリストとしての旅。

毎日なくてはならない物は、背中に背負ったリュックに入っている物だけでした。

巡礼中のバックバックの荷物について感じた事を、スペイン巡礼5回経験者のMiyukiがお伝えします。

 

全財産と全所持品はリュックの中に入っている物だけ

 

リュックを背負って次の村から村へと自分の足で進んで行く毎日。

そんな巡礼をしている間に、荷物について感じた事は、「これって究極のミニマリストかも〜」という事です。

 

毎日帰る家もありません。

持っている全て現金と所持品は、今、担いでいるリュックの中身だけという事です。

本当は、これだけで生活できるんだ!?と考えると面白いです。

 

 

スペイン巡礼中のリュックの中身

 

スペイン巡礼中に本当に必要だったものは以下の通りです。

●貴重品

パスポート、現金、クレジットカード、スマホ、ポシェット、巡礼手帳クレデンシャル

●リュック

35リットルのリュック、

●洗面道具

シャンプー、トリートメント、椿オイル、ヘアゴム、石鹸、クレンジング、洗顔料

●化粧品

アイブロウ、アイライン、クッションファンデ、リップ

●服

Tシャツ3枚、半ズボン2枚、靴下3足、ウインドブレーカー、帽子、手袋、ビーチサンダル、靴

●下着

ブラ3枚、パンツ3枚

●その他

寝袋、ぺらぺらのタオル3枚、ハンカチ、ティッシュ、S字フック、スマホアダプター、薬、コンタクトレンズ、ペン

●食料品

キャンディー、ポテトチップス、おせんべい、水500ml

 

寒い季節はユニクロライトダウンと厚手の下着をプラス。

それから半ズボンの下に履くスパッツをプラスします。

靴下や手袋等、厚手のものになるので荷物が夏よりも増えます。

 

カミーノに4回行った私が選ぶスペイン巡礼に履いていく靴 詳しくはこちら

 

 

必要ないと判断して持って行かなかったもの

 

●カメラ スマホで代用

●鏡 お化粧するときに使う鏡はファンデーションのケースについている鏡のみ

●チーク、お粉、マスカラ等の化粧品諸々  化粧品は厳選に厳選を重ねた

●サングラス 巡礼は西に向かって歩いていくので私は必要なかった

●PC ブログを書くときや調べ物をする用に持って行こうかと思ったけどスマホで十分

●洋服のタグ 首後ろに洋服についているタグを全部切った。まるでエレベスト登山?!

●雨合羽 ウインドブレーカーで代用

●本 巡礼中読みたい本もあったがスマホで代用

●地図 巡礼路のルート等地図は全部スマホで写メった

●髪用ブラシ 手ぐしで代用

●ゴシゴシタオル 体は手で洗う

●爪切り 出発直前に爪を切った 必要な時は買う

●様々な薬 スペインには薬を買えるファーマシーがたくさんある

●メガネ コンタクトレンズのみ持って行く

●懐中電灯 スマホのライトで代用

●洗濯バサミ、洗濯紐  洗濯物を干す紐はアルベルゲにある 洗濯バサミは使わない

●基礎化粧品 オールインワンひとつだけ

●ナイフ 巡礼宿アルベルゲのキッチンにある

 

こんな感じで、巡礼中はミニマリストになるべく頑張りました。

 

 

巡礼路上のお店で何でも買える

 

極論パスポートと現金、クレジットカードさえあれば、他は何でもお店で買うことができます。

巡礼路の多少大きめの街に行けば何でも売っています。

 

必要だと思ったら買えば良いし、不必要だと思ったら日本に郵送したり捨ててしまったり、アルベルゲに置いてくれば大丈夫です。

 

 

ヨーロッパでも市民権を得てきている「断捨離」

 

断捨離メソッドで有名な「こんまり」こと近藤麻理恵さん

こんまりさんのアメリカでのご活躍を受けて、ヨーロッパでもこんまりさんの本を読んだという人に巡礼中も何人か会いました。

 

断捨離をして「部屋の気を綺麗に」したり、持ち物、捨てる物に感謝や敬意の気持ちを持つことに対して、「日本的!」と思うヨーロッパ人が多いらしく、人気があるようです。

「oh! Dansyari!!!」という言葉を知っている人もいて私はびっくりしました。

 

 

巡礼中は究極の断捨離

 

スペイン巡礼路を歩きながら、断捨離をして服や書類や食器等をどんどん捨てたという話で盛り上がったことがありました。

「実際、毎日の生活はこれだけで生きていけるんだよね~」とみんなで笑いながら話しました。

 

リュックの軽量化に気を使ったら、本当に必要なものだけが選ばれたというわけです!

リュック一つの中身だけあれば、生活に困らないのです。

 

最低限の着替えと服とタオル、洗面道具だけ。背負っている荷物以外何も持っていない。

家に帰ればたくさんの物にまだまだ囲まれているけれど、巡礼中は断捨離の疑似体験をしているようで心地よかったのです。

 

 

ミニマリストになりたい

 

本当に必要なものは何なんだ?と所持品について考えながら巡礼路を歩いた日、私は自分の気持ちに気がつきました。

私の希望は、必要最低限のほんのちょっとの一流のものばかりに囲まれて過ごしたい!

一流でなくても良い、大好きで大切な必要なものだけに囲まれて過ごしたい!と思いました。

荷物を持たないってなんて素敵なんだろう!ミニマリストになりたい!

 

 

物を減らして心を豊かに

 

持っているものを減らしたら、掃除も楽、引越しをするときも楽、欲しいものがなくなるのでお金も使わない。

何かを求めない。

今が一番!

気持ちが豊かになる、旅行も楽、良いことだらけでは?!

そんな風に感じたスペイン巡礼のある1日でした。

 

バックパックを軽量化するコツ 詳しくはこちら

巡礼宿アルベルゲってどんなところ?徹底分析 詳しくはこちら

 

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