スペイン巡礼という言葉に惹かれたあなたへ!スペイン巡礼を徹底分析!
スペイン巡礼路を6回訪れたことのあるMiyukiがその魅力をお伝えします。
スペイン巡礼人気が日本でも少しずつ出てきました。
フランスの国境近くからスペイン北西部にある
サンティアゴ・デ・コンポスティーラという聖地まで続く約800kmの巡礼路は、道として1993年に世界遺産にも登録されています。
スペイン巡礼とはいったいどんな巡礼の旅なのでしょうか?
スペイン巡礼とは?
スペイン巡礼はキリスト教徒にとっての三大巡礼の一つです。
ローマの聖ペトロの墓を詣でる道、エルサレムのキリストの墓を詣でる道、そしてスペインの聖ヤコブの墓を詣でる道、この3つの巡礼路が三代巡礼路として有名です。
スペイン巡礼路は「サンティアゴ・デ・コンポスティーラ」という街のサンティアゴ大聖堂へ向かう道。
「カミーノ・デ・サンティアゴ」(Camino de Santiago)サンティアゴまでの道という意味です。スペイン現地では
「カミーノ」と呼ばれています。
徒歩や自転車、バスや電車を使っても気軽に行けるので、近年世界中から人気が出てきています。
様々な国から若者や家族連れ、お歳を召した方々までたくさんの人がやって来てこの巡礼路を歩いています。
どの宗教の人にも道は開かれています。
日本でいう四国八十八ヶ所お遍路参りや、お伊勢参り、熊野詣と同じような巡礼だと考えるとイメージしやすいと思います。
「サンティアゴ巡礼の道」と「熊野古道」は姉妹提携都市になっています。また「四国遍路」とも交流協定を結んでいます。
スペイン巡礼路(カミーノ・デ・サンティアゴ)を歩く多くの欧米人が「オーヘンロォ!」(四国お遍路のこと)に行きたいと言い、驚くことに「オセッタイ!」(お接待)とかの言葉を知っています。
日本の四国遍路は、スペイン巡礼路を歩く人たちの間では有名だと感じています。
スペイン巡礼路(カミーノ)はどこにあるの?
スペイン北西部にある、キリスト教聖地サンティアゴ・デ・コンポスティーラへ向かう道には
さまざまなルートがあります。
「フランス人の道」「北の道」「ポルトガル人の道」「銀の道」「イギリス人の道」さらにはマドリードから向かう道などもあります。
一番ポピュラーなのが「フランス人の道」
出典 和歌山県情報館
フランスにある
サンジャン・ピエ・ド・ポーから出発して、ピレネー山脈を通りスペインの国境越えをして最終地サンティアゴ・デ・コンポスティーラへ向かう「フランス人の道」は非常に綺麗に整備されており、宿泊施設(アルベルゲ)やホステル、レストランやバーが巡礼路沿いにたくさんあります。
スペイン巡礼の初心者の方には「フランス人の道」がオススメです。
●バルセロナの北部の東海岸から歩き始めたツワモノ(日本人女性)もいます。道無き道みたいなところを歩き、巡礼者用の宿泊施設(アルベルゲ)もちゃんとあったそうです。でもアルベルゲで泊まっていたのはいつも一人きりだったそうです。
●海沿いを歩く「北の道」は美しいですがアップダウンがきついです。
●「マドリードの道」も整備されていますが、人は歩いていないのでアルベルゲも一人で貸切状態。
●「アラゴンの道」は山道でかなりきついようです。
●「イギリス人の道」は極端に道標が少なく道に迷いやすいです。
「フランス人の道」以外の道は巡礼者が少ないのでゆっくりと歩ける分、宿泊施設(アルベルゲ)やバー、道標が少ないので地図や食料、宿泊施設情報等の下準備が必要です。
また、季節によっても巡礼者の数が違います。宿泊施設(アルベルゲ)とバーのオープン状態も変わってきますので要注意です。
スペイン巡礼ルートについて 詳しくはこちら
「フランス人の道」 詳しくはこちら
スペイン巡礼 カミーノを全部歩くにはどのくらいの期間がかかるの? フランス人の道は800km!約1ヶ月かけて歩きます!
一番ポピュラーな「フランス人の道」は全長約800kmの道のりなので、毎日20kmから30km歩くとして約1ヶ月半で歩ききることができます。
「フランス人の道」はフランスとスペインの国境近くの村
S.J.P.Pサンジャンピエドポーから目的地
サンティアゴ・デ・コンポスティーラを目指す道。
たくさんの人が歩いているので、女性ひとりで歩いても安心安全な道です。
道標も数多く付けられているので道に迷うこともないでしょう。
「フランス人の道」日数について 詳しくはこちら
スペイン巡礼路上にあるどの村からでも巡礼をスタートしても良いし、どの村で巡礼を終わらせても大丈夫。
毎年少しずつ歩いて何年もかけて巡礼を完結する人も多いです。
どの村にもアルベルゲがあるので毎晩泊まるところの心配もないです。
毎日自分のペースで歩けます。
ただし、10km以上村がないところも何箇所かあるので地図での下調べは必要です。
巡礼をスタートする村サンジャンピエドポーについて 詳しくはこちら
マドリード、バルセロナから巡礼路上の街への行き方 詳しくはこちら
スペイン巡礼 カミーノ人気の理由は何?
スペイン巡礼は自分探しの旅にピッタリ!
毎日長い道のりを歩いていると自然に自分と向き合う時間を持つことになります。
灼熱の太陽の下熱中症になりそうになりながら、あるいは匹荒ぶ風の中寒さに耐えながら前へ前へとただひたすらに歩き続ける毎日。
何のために歩いているのか、何のために生きているのかを考えてしまうことも。
身内を亡くしたり、失恋して巡礼している人とも何人か出会いました。
強い自分になりたくて何かを乗り越えるために歩いている人もいます。
何かを成し遂げた後の達成感って自分への最高のギフトです。
長い道を歩き通すことができたら新しい自分に出会えるかもしれません。
あるいは、ハイキング的に楽しみながらゆっくりと歩くのも素敵です!
「歩きながら瞑想状態になれる」と多くの巡礼者が話しています。
ほとんどの人が自国から1人でカミーノを歩きに来ています。
自分のペースで楽しんでいる年配者も多いです。
アトラクションとしてスペイン巡礼路(カミーノ)を歩く!
バックパックを背負ってヨーロッパの田舎道を旅するのが大好きな若者はたくさんいます。
それから家族旅行として子連れで歩いている仲良し家族もいます。
特に夏休みには世界中から若者がスペイン巡礼をしにカミーノ(スペイン巡礼路)に集まってきます。
これほど交通機関の発達した現代に、長い道を歩く機会はなかなかありません。
人間の原点である「歩く」という行為に戻って、自分の足だけを頼りに前進していくのは素晴らしい体験です。
カミーノ(スペイン巡礼路)は平坦な道だけではなく山道も多いのでトレッキンが好きな人にもオススメです。
重いバックパックが苦痛になってきたら、
バッグを運んでくれるサービスもあるので安心してください。
ちなみに私も、最近の巡礼ではこのバッグサービスを使ってお気楽に歩きを楽しんでいます。
水とお菓子だけを詰めた500gほどのバッグを背負って歩くので、綺麗な景色を見つけては道を逸れてみたり、小山を登ってみたり、と遊びながら歩くような巡礼が可能になります。
バッグサービスについて 詳しくはこちら
スペイン巡礼路を取り囲む自然がすごすぎる!
スペイン巡礼路(カミーノ)はほとんどが舗装されていない道です。
フランスとスペインのピレネー山脈を超えたらさまざまな丘を登ったり降りたりの道が続き、やがてメセタと呼ばれる真っ平らな土地を歩き続け、後半のガリシア地方に入ると山間部になっていきます。
遠くまで続く麦畑や葡萄畑、丘を眺めながら歩くスペイン巡礼路は最高の自然に包まれています。
歩く速度でないと見ることのできない景色を眺めることができるのです。
私は「スペインって広いなー」といつも驚きながら歩いています。
スペイン巡礼のきっかけ
ちなみに、私が小学生の娘を連れてスペイン巡礼の旅に出かけたきっかけですが、、、
ネットサーフィンをしているときにたまたまスペイン巡礼路の美しい道の写真を見て「わー!こんな美しい路を歩いてみたい!」と思ったのが始まりでした。
ただ、遠いスペインに行くこと、長い日数がかかること、2人の娘がいること、、、
それらを考えるとおそらく無理だろうなーと考えていたのです。
しかし、主人が「夏休みの間、2人の娘たちのうちどちらかを連れて行ってくれたら、娘一人だったら日本で世話をすることはできる」と言ってくれたのです。
長女のほうは夏季課外を休みたくないからという理由で日本に残ることになり、小学生の次女を連れて1回目のスペイン巡礼に訪れることができたのでした。
ちなみに、小学生だった娘は大学生となりました。
娘が高校生の時には、御縁がありナヘラという村のアルベルゲで管理人のボランティアをさせていただいたり、日本の外国人向け宿泊施設で働いたりとさまざまな経験をしました。小さい頃にスペイン巡礼路を歩いたことが、今の娘には大きな影響を与えてくれているのだと思います。
カミーノで 世界中のたくさんの人々と友達になれる!
ズキズキと痛む肩や足を気にしながら「なんでこんな思いをしてまで歩いてるんだっけ?」という疑問を一瞬で吹き飛ばしてくれるのが、巡礼中に顔見知りになった仲間と会える瞬間です。
バーで一緒に休んだり、歩きながらおしゃべりしたり、追い越したり追い越されたりしていくうちに、、、顔見知りはやがて友達となり寝食を共にしていくことになります。
そして友達は、毎日少しずつ増えていき素晴らしいチームが出来上がっていきます。
たいていの巡礼者はさまざまな国から一人でやってきますが、素敵なチームに出会い、そして再会の約束をして別れるほど固い結束に結ばれていくように感じます。
もちろん、「つるむ」のが好きではない人も安心してください。
欧米の方たちは非常にドライな人間関係に慣れています。
自分の意思表示さえしっかりすれば大丈夫。
例えば「今日は一人で歩く」とか、「今日は疲れたからみんなと一緒のアルベルゲではなくホテルに泊まる」とか。
全く1人で行動したい人も大丈夫です。
たいていの人が1人で歩き、1人で食事をしている大人な人も多いです。
私の場合は、カミーノの景色を楽しむのが大好きだし自分のペースで歩いたり休んだりしたいので歩くときは基本的に1人です。
スペイン人が優しすぎる!スペイン人は日本人の感覚に近い気がする!
巡礼路を歩いていると「カミーノはそっちじゃないよ!」と、地元のスペイン人が車を降りてまで教えに来てくれることも多かったです。
優しすぎる!
それから、私の100mくらい前を歩いていたおじさんが「ここまで来れば迷うことないだろう。あとはまっすぐだから」と言って去って行ったこともありました。
何も言わずに、3kmほどの間ずっと先導してくれていたのです。優しすぎる!
散歩中のスペイン人の皆さんも
「ブエン カミーノ!」(良い巡礼を!)と声をかけてくれるし、バーやお店で働いているスペイン人も優しい人が多いです。
もちろん日本人やアメリカ人のように愛想が良いわけではありませんが挨拶すると抜群の笑顔で応えてくれます。
スペイン巡礼路(カミーノ)は田舎の方なので、ゆったりモードで、人もよく、少し恥ずかしがりや的で親切なスペイン人が多いです。
日本人の感覚に似ていると感じます。
安心の旅ができると思います。
旅行代金が安く済む!カミーノには激安の宿泊施設アルベルゲがある!
スペイン巡礼路(カミーノ)の魅力の一つは、ほとんど全ての村に巡礼者用宿泊施設があることです。
アルベルゲと呼ばれています。
公営アルベルゲだと約5ユーロ、私営アルベルゲでも5ユーロから10ユーロほどです。
寄付制の宿も多いです。
ですから、宿代が本当に安くつきます。
1ヶ月泊り歩いても2〜3万円で宿代がすみます。
アルベルゲは簡単なベッドのみで布団がないので
「要寝袋持参」です!
毛布は借りることが可能です。ただ借りる毛布はダニに注意したほうがよさそうです。
ダニやナンキン虫に関してですが、被害を受けている巡礼者もちらほらといます。
ベッドに入る前に、アロマや虫除けスプレーをふって予防している人もいます。
アルベルゲに宿泊するには、巡礼している証明書となる
「巡礼手帳」(スペイン語で
クレデンシャル)と日本人である私たちは
パスポートが必要となります。
巡礼手帳(クレデンシャル)は教会、巡礼事務所、アルベルゲ等で2ユーロから3ユーロほどで手に入れることができます。
巡礼手帳(クレデンシャル)について 詳しくはこちら👉
アルベルゲにはシャワー、トイレ、洗濯場、キッチン、洗濯機、乾燥機(どちらも3ユーロ位)、Wifiがほとんどのところにあります。
冬は暖房完備です。
プライベートな時間を取りたくなったり少し綺麗なところに泊まりたくなったら、ほとんどの村にホステル等もあり30ユーロから40ユーロほどで泊まることも可能です。
アルベルゲについて 詳しくはこちら
スペイン巡礼路上にはたくさんのバーがある! コンビニ代わりに使える!
スペイン文化であるバーがいたるところにあるので、コーヒーやサンドイッチ、ランチやディナーを安く飲食できます。
特に、「
メヌー」と呼ばれる定食のような食事は、前菜としてサラダやスープやパスタから一つ選び、メインとしてポークやチキンやビーフやフィッシュを選ぶことができます。
これにデザートとワイン1本ついて
10ユーロほどでいただくことができます。
「メヌー」について 詳しくはこちら
宿泊施設(アルベルゲ)にはキッチンが付いていますので、スーパーやお店で食料品を調達して自炊することも可能です。
スペインは食料品が安いので夜ご飯を自炊したり、パンやチーズやハムを買ってサンドイッチにしてランチとして食べるとかなり食事代を節約できるようです。
巡礼中 美味しすぎるスペイン料理を安く堪能できる!
セット料理「メヌー」を利用することも魅力ですが、他にもペインには美味しい食べ物が盛りだくさんです。
バスク地方の近く(フランスからスペイン国境を越えたあたりからブルゴスあたり)では、タパスと呼ばれる一品料理が大変美味しいです!このあたりでは、バル巡りを楽しむことができます。
「北の道」上にある「ビルバオ」や「サンセバスチャン」などの街を訪れる機会があったら、ぜひタパスの食べ歩きをしてみてください。バスク地方のタパスは世界一美食だと思います!
「フランス人の道」では主に「ログローニョ」、「ブルゴス」の街にバル街がありタパスを食べながらの飲みあるきが楽しめます。
また、タコ料理やパエリア等もありますが、スペイン巡礼路の後半ガリシア地方に突入すると魚介類が増えてきてアヒージョ等も大変美味しいです!
ワインの安さも魅力です。
女性ひとりでも安心なスペイン巡礼!
スペイン巡礼路の「フランス人の道」は、多くの女性が1人で歩いています。
安全な田舎道を歩いていく感じです。
道標も完備です。
分かれ道でもきちんと黄色い矢印が書いてあるのでそれに従っていけば地図いらずなほどです。
道中では少し待っていると他の巡礼者たちの姿が見えます。
女性1人の場合は山道等では他の巡礼者の前後を歩くようにした方がベターです。
宿泊施設(アルベルゲ)では、隣のベッドに男性が寝ることもありますが、大人数なので全く気になりません。
女性が一番気になるトイレについてですが、5kmおきくらいに村はありBarのトイレを使うことができますが、外で用をたすこともあります。
巡礼路のトイレ事情について 詳しくはこちら
巡礼者用の宿泊施設アルベルゲも安全!道中も安全!
宿泊施設(アルベルゲ)では皆さんスマホ等を充電しっぱなしで平気で離れています。
服などの所持品は放置していても大丈夫です。
ただ盗難がゼロではないので気をつけた方がいいです。
パスポート、お金、クレジットカード等貴重品だけは肌身離さず持っていた方が良いです。
スペイン巡礼の方法は歩くだけとは限らない
それから、体調が悪い時や 歩きたくない時は、村のBarでタクシーを呼ぶことやバスに乗ることは簡単です。
車の走る道から少しそれたところに巡礼路がある感じです。
駅もある街もあります。
街中になると道路脇を歩くので、歩くのがつまらないからという理由でバス等に乗って移動してしまう人もいます。
次の村までバスに乗る方法 詳しくはこちら
アプリの
「maps me」 をダウンロードしておくと、オフラインの時でも現在地が地図上に出てくるので安心です。
他にも持っていると便利な無料アプリ6選を紹介しています。
スペイン巡礼オススメ無料アプリについて 詳しくはこちら
本当のスペイン巡礼の歩き方とは?
私の場合ですが、、、1度目の巡礼は「とにかく最終地のサンティアゴ・デ・コンポスティーラまで到着しなければ!」「今日は目的地の村まで進まなければ!」というタスク感が満載の旅でした。
特に真夏だったので「宿泊施設(アルベルゲ)のベッドを獲得しなければ!」という焦りがあり、先を急いで進むような巡礼となりました。
面白さの中にも苦しさも感じました。
2度目の巡礼はすっかり余裕をこいて楽しみながら歩くことができました。
そして秋に訪れた巡礼では、人が少ないので道がひっそりとしているので静かといえば静か、寂しいといえば寂しい感じを味わうことができました。
宿泊施設(アルベルゲ)がいっぱいになることはないのでゆっくり宿に着いても安心で、散歩するような気持ちの巡礼となりました。
歩き続ける行為がただただ楽しく感じたり、たまに寂しさを感じたり、、、「本当の巡礼」をしているように感じました。
このようにスペイン巡礼は、その度ごとに違った景色と感情を味わうことができるのだと感じます!
スペイン巡礼を終えても、思い出をたどるための旅がまだまだ待っている!
前述したようにスペイン巡礼路(カミーノ)はたくさんのルートがあります。
いろいろなルートを歩いてみたくなったり、再び歩いてみたくなるのがスペイン巡礼の不思議なところです。
実際、私の知る多くの巡礼者が再びスペイン巡礼の路を訪れています。
みんな、生涯の友をみつけた!という感じで再会を楽しんでいるようです。
私も、すべての回のスペイン巡礼で素敵な友達を作ることができました!
一緒に歩いた仲間たちは「カミーノ・ファミリー」としてずっとsnsで繋がっています。
スペイン巡礼路であるカミーノは「祈りの道」とか「懺悔の道」とか「スピ的な道」とか言われていますが、気持ちの変化を感じても感じなくても、素敵な時間の流れる道だと思います。
歩く人それぞれの気持ちが流れている道のようです。
「カミーノではミラクルが起こる」と巡礼者のみんなが言っているのを耳にします。
私は、ご縁のある人とは思ってもみないようなところで再会したりすることが多いので、これもミラクルなのかもと思ってしまいます。
普通の観光だったら、次回は行ったことのない街へ行こうと思うのが普通ではないでしょうか。
ところがスペイン巡礼に関しては、あんなにゆっくりと歩いて多くの時間を費やしたはずにもかかわらず、また巡礼したくなってしまう。。。思い出が深くなるからでしょうか?たくさんの人や仲間に出会えたからでしょうか?
また巡礼したくなってしまう!という人が多いです。
再び巡礼する時間ができたら、何年か前の自分の足跡を探しに出かけてみるのもおすすめです。
スペイン巡礼をおすすめします
このようにとっても素敵な「カミーノ」という巡礼路がスペインにはあります。
日本からは少し遠いのですが、もしチャンスがあったら、ぜひスペイン巡礼路を歩いて一生忘れられない思い出を作っていただきたいと思っています。
日本から遠いからこそ、感じるスペシャル感や孤独、文化の違い、出会いや別れ、喜びや落胆、、、それらの全てが愛おしく感じる旅になるのではないかと思います。
私は、2012年に初めてスペイン巡礼の旅に出かける前、情報の少なさから不安や恐怖にも襲われました。
これからスペイン巡礼をしたいという方のため、不安を少しでも払拭することができたらと思ってブログを書きました。
人それぞれで感じ方は違うと思いますので、私の主観で書いていますが少しでも情報収集の糧になれば嬉しいです。
スペイン巡礼という言葉に触れた方は、スペイン巡礼の土を実際ご自身の足で踏んでみる日が訪れますように!そのチャンスをいつか掴んでくださるように!
安全ですばらしい旅になりますよう 心から祈っています!