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巡礼者どうしがすぐに仲良くなれる スペイン巡礼
スペイン巡礼路カミーノを歩いていると、顔見知りではなくても格好で巡礼者とわかるので、軽く挨拶したりどの国から来たのか等お互いに聞きあったりします。 Barに入ると、顔見知りがちらほらといるので、また話が弾みます。 どこから歩いているのかとか、今回はどこまで歩くのかとか共通の話題があるのも、スペイン巡礼者どうしならではです。 このように、軽い出会いも楽しいものです。
巡礼が終わってから他の国を観光している時のことでした。小学生の娘が「どうしてレストランで みんな他の人たちと話をしないの？」と私に聞いてきたことがありました。
それほど、巡礼中のレストランやBarでは、みんなすぐ話しかけたり話しかけられたりするのです。
巡礼路では巡礼者同士本当にすぐ話をしている！と改めて思いました。
日本でも登山中にすれ違うと必ず挨拶したり、知らない人とも登りながらどこから来たの？とか、あとどれくらいで頂上ですかね？とか話してしまう、あの感じ？！でしょうか。
巡礼者どうしすぐ仲良くなれるその理由
なぜ、巡礼者どうしすぐ仲良くなれるのでしょうか？ その理由について。個人的な考えを述べたいと思います。 1, 巡礼をしている人だとお互いにすぐわかるから 2, 同じ道で何度も追い越したり追い越されたりするしBarで見かけるので、顔見知りにすぐなるから 3,同じところに泊まるから 4,アルベルゲで朝昼夜一緒にレストランに行ったり一緒に自炊したりして、一緒にご飯を食べるから 5,スペイン巡礼中は道やアルベルゲについての情報をお互いに欲しいから 6,暑さ寒さ、楽しみと苦しみを共有して一緒に乗り越えるから 7,FB、Whats up、ですぐに連絡をわけあえる昨今、連絡が取りやすいsnsのおかげ。 スペイン巡礼中に友達ができやすいのは、個人的に以上の理由ではないかと思います。みんな1人でスペイン巡礼に来ている
ほとんどの人が1人でカミーノを歩きに来ています。 そして、すぐに一緒に歩く友達を見つけたり、また大きなチームが出来上がっていきます。 私も、スペイン巡礼に行くたびに様々な国の人と話したり友達になったり、歩いているうちにチームができたりするので、そのような出会いは私にとって本当に素敵な財産となりました。 寝食を共にして苦しみ楽しみを共有したりするからなのか、スペイン巡礼中にできた仲間は、学生時代の友達や、会社の同期、、、のように固い結束があるように感じます。 また、巡礼中たまに日本人の方とお会いすることもあります。 みんなスペインに一人で来ている人なので、考え方や視野や性格とかに同じ匂いがする感じがして、すぐに話が盛り上がりました。 日本人にお会いすると、久しぶりにスペイン巡礼中に日本語で話せるのでとっても嬉しいです。 巡礼中に友達を作るためというか、気持ち良く巡礼を続けていくためには、自分から進んで笑顔で挨拶をするのが必要だと思います。 英語が達者だとかなり密に話すことができるので、私は英語をもっと上手に話せたらなと思います。 どの国の出身の人もみんなですが、肩書きが一切通用しない巡礼中は、「人となり」というものが見えてくるものです。 私も、「内側から光るような人間になりたい！」と思う巡礼中です。笑みんなカミーノ同窓会を望んでいる
スペイン巡礼が終わると、知り合ったチームのみんなと固い再会の約束をして、皆それぞれの国へ帰っていきます。 他の日本人の皆さんに聞いても、世界中に散らばっているチームのみんなとカミーノ同窓会をした！とか、カミーノで出会った人と再会した！とか、日本に訪れてもらった！等の話が多いです。 みんなそれぞれ素敵な友達に巡り合ったんだなと幸せな気持ちになります。 そして、飛行機がある時代、SNSで瞬時にやり取りができる時代に感謝です。
