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スペイン巡礼路 カミーノ沿いにある宿泊施設アルベルゲがおもしろい!
スペイン巡礼の魅力の一つは、激安で宿泊施設に泊まれるところ! スペイン巡礼路(カミーノ)には巡礼者どうしが仲良くなれる場所、合宿のような雰囲気のアルベルゲと呼ばれる巡礼者専用の宿があります。 アルベルゲのことを徹底的に見ていきます! スペイン巡礼を6回経験し、アルベルゲに2週間住み込んでボランティアをしたことのあるMiyukiがご案内します。巡礼者用の宿泊施設 アルベルゲってどんなところ?
宿泊施設であるアルベルゲは(Albergue)は、巡礼者のためだけのもの。 スペイン語でレフーヒオ(Refugio)とも呼ばれることがあります。 どんな小さな村にも必ずと言っていいほどアルベルゲがあります。 冬場クローズしてしまうアルベルゲもありますので注意。 宿泊料金は公営(Municipal)が5ユーロから10ユーロ、私営(Private)でも10ユーロから15ユーロほどです。 アルベルゲの宿泊代について 詳しくはこちら 中には寄付制(Donativo ドナティーボ)のところもあるのでお心付けだけでも大丈夫です。 寄付金は箱の中に入れます。寄付制なので値段は決まっていません。 だいたい3ユーロから5ユーロを入れる人が多いですが、お金がなくてそれ以下の人もいます。食事付きのアルベルゲもありますので、気持ちを足して寄付すると良いと思います。
アルベルゲってどうやったら泊まれるの? 巡礼手帳クレデンシャルがあればOK!
巡礼手帳(スペイン語でクレデンシャル(Credencial))を持っていればアルベルゲに泊まることができます。 巡礼の証明になるので必ずアルベルゲでスタンプを押してもらいます。 巡礼手帳のクレデンシャルは、大きな街にある巡礼事務所、教会、たまにアルベルゲ等で2ユーロから3ユーロで購入することができます。 巡礼手帳クレデンシャルについて どこで手に入る? 詳しくはこちら それからスペインでは日本人は外国人なのでパスポートも見せないといけません。 公営のアルベルゲは予約はできず早いもの順で泊まることができます。 私営のアルベルゲは電話やメールで予約を受け付けていますが、最終地「サンティアゴ・デ・コンポスティーラ」手前100kmまでの村では予約の必要はないと感じています。最近は新しいアルベルゲもどんどん建っています。
アルベルゲのベッド事情
ドミトリーのように二段ベッドがずらりと並べられていて、チェックインする時にベッドの番号を割り当てられます。 男女分けはないので、女性の場合、真横に上半身裸の男性が寝るという状況も出てきますが、部屋は大人数だし、オープンさにだんだんと慣れていき全く何も気にしなくなっていくので大丈夫です。 簡単なマットレスと枕だけ置いてあるので寝袋を持参しなければいけません。 毛布を借りることはできます。


アルベルゲのベッド ダニや南京虫は大丈夫?
シーツや毛布にダニや南京虫が潜んでいるという話を聞きます。 私は被害に遭いませんでしたが、娘や知人はダニに噛まれていました。 寝袋をベッドの上に広げる前にベッドに虫除けスプレーを必死にかけている人もいました。 アルベルゲ側も虫類をベッドに持ち込ませないために、靴を玄関で脱がせたり、バックをベッドの上にのせないようにする等指導を徹底しています。 使い捨ての紙カバーを使用させてくれるアルベルゲもあります。 巡礼中に、寝袋も洗濯乾燥機で洗うと良いです。アルベルゲってどうやって見つけるの?
スペイン巡礼路(カミーノ)沿いにあり看板が出ていますので、村に着いたら簡単に見つけることができます。


アルベルゲのシャワー事情

アルベルゲのトイレ事情
どのアルベルゲも掃除が行き届いています。 トイレットペーパーも完備ですが、巡礼者が多いと、トイレットペーパーがきれている時もあります。 そんな時はトイレットペーパー補充をアルベルゲの管理人ホスピタレーロにお願いしましょう。 ちなみに公営アルベルゲの管理人は全てボランティアです。アルベルゲの設備は?
アルベルゲには、キッチンやみんなで団欒するリビングルームがあります。 キッチンには調理器具、お皿やコップ類、簡単な調味料、材料の残りがあります。キッチンをチェックしてから買い物に出かける人が多いです。キッチンで自炊する人は3割くらい、あとは外食の人が多いです。 簡単な朝食付き(トースト、コーヒー、ミルク、ジュース等)のところもあれば、有料(3ユーロほど)のところもあります。バーではコーヒーとクロワッサン等の朝食で3ユーロほどです。


アルベルゲ 公営と私営の違い
まずは値段ですが、公営だと5ユーロから10ユーロほどです。寄付制のところもあります。 私営はたいてい8ユーロから10ユーロほどです。 私営の方が綺麗なイメージですが、場所により公営の方が新しくて綺麗という場合もあります。 どのアルベルゲに泊まるかはちょっと雰囲気を覗いてから決めると良いでしょう。 設備は若干私営の方が良いです。ただ、バーが併設していたりドライヤーがあったりとかの程度の差です。 私営のアルベルゲは予約も可能です。またバックサービスも簡単に引き受けてくれるのでありがたいです。 バッグサービス(次の宿泊地までリュックを運んでくれる)を利用した際、公営のアルベルゲに泊まる時にはバックが近くのバーに運ばれていることが多いです。 バッグサービスを利用する方法 詳しくはこちらアルベルゲのプラス面 マイナス面
アルベルゲに泊まっていると巡礼者どうし顔なじみになっていき、寝食を共にしていくので友達をすぐ作る事ができます。 翌日歩く道のこと、宿のこと等いろいろと情報が集まります。みんなで食事をするアルベルゲもあります。 マイナス面としては、2段ベッドが並べられた部屋なのでプライベートが一切ありません。 着替えるにもシャワールームまでわざわざ行かないといけなかったり、貴重品の管理をしていないといけないのは大変です。 夜はいびきに悩まされることもあります。 たまにマナーが悪く消灯後にもおしゃべりしていたりスマホを見ている人がいて明かりが漏れることもあります。 アルベルゲではプラス面マイナス面がありますが、皆それぞれが思い思いに過ごしている感じもあります。 1人で食事を作る人も多いし、スマホをずっとチェックしている人も多いです。 ベッドに横になっていれば1人にもなれます。 プライベートな時間を確保したくなった時に、ホステル等に泊まると良いと思います。大人数の中にいるのが疲れたらたまにホステルに泊まり、食事の時だけレストランにみんなで一緒に行ったりするという人もいます。 スペイン巡礼中の貴重品 管理方法 詳しくはこちら真夏にはアルベルゲの争奪戦がある?!
7月8月の夏休みシーズンは 1年で一番巡礼者の数が多い季節です。 真夏のスペインの日差しは 想像を絶するものがあるので、午後に歩くことは大変なことです。 多くの巡礼者が6時ごろ夜も開けぬうちからアルベルゲを出発し歩き始め、昼間の12時までには目的地の村に到着すようにしています。 アルベルゲのチェックインはだいたい13時から14時くらいなので、それまでは、玄関の前に並んで座ったり、リュックを置いたりして順番取りをしています。 最近は私営のアルベルゲも増えてきているので ハイシーズンでも、村の中のどれかのアルベルゲには泊まることは可能です。 ただ、最終地「サンティアゴ・デ・コンポスティーラ」100km手前からは、巡礼者の数が半端なく増えるので、私営のアルベルゲを朝のうちに予約する人も多いです。 公営のアルベルゲに泊まるのは早いもの勝ちです。
同じ街に2連泊する方法
基本的に公営アルベルゲは連泊できない決まりになっています。 気に入った街に2連泊したい場合は、他の公営のアルベルゲに泊まれば大丈夫です。 大きな街には公営のアルベルゲも2個ほどあります。 私営アルベルゲだったら2連泊するのは可能です。靴を脱いでから受付に!
アルベルゲに到着したら真っ先に巡礼中に履いていた靴を脱いで、靴箱に入れさせるところが多いです。 虫をベッドルームに入れさせないようにするためです。 そのため、すぐにビーチサンダルなどに履き替えないといけないので、ビーチサンダルはバックパックからすぐに取り出せるようにしておくと良いです。 スペイン巡礼に4回行った私が選ぶ靴 詳しくはこちらスペイン巡礼を6回経験した私が選ぶ カミーノ上のおすすめのアルベルゲは?
サンアントンという朽ち果てた教会跡にあるアルベルゲ「Hosupital de Peregrinos de San Anton」(寄付制)です。 トイレ、水だけのシャワーがありますが電気は通っていません。ろうそくの明かりだけの夜、ホスピタレイロが作ってくれたディナーを食べます。とてもスペシャルなところです。ぜひ泊まってみてください!


