スペイン巡礼10話 初めてのアルベルゲに泊まるサン・ジャン・ピエドポーからオリソンまで。

2012年の旅
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目次

サンジャンピエドポー→オリソン

 
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巡礼スタート地点の街 サンジャンピエドポー

  2012年7月26日。 サン・ジャン・ピエドポーは、スペイン巡礼のスタート地点として多くの巡礼者が訪れる街(まだフランス)です。 サン・ジャン・ピエドポー駅から、大きなリュックを背負った巡礼者らしき人たちに、バイヨンヌで出会った「ユニちゃん」と一緒についていきます。 スペイン巡礼「カミーノ」のスタート地点に、日本からおよそ3日かけてようやく到着しました。 巡礼で発展したこの街は、何百年も前からはるか日本から来る私たちを待っててくれたのでした。と、自分本位に考えました。笑   この巡礼事務所で出会った韓国人のみんなとは、何度か一緒にお食事をすることになります。 この韓国人の方たちは、みんなそれぞれ一人でカミーノにやってきました。 そしてすぐにうちとけて、素敵なグループになっていました。 このグループのみんなも、歩き方のスピードが違うので、カミーノの進み方はそれぞれです。 私たちは、韓国人の友達と、ちらほらといろんな場所で再会しました。   右側の男性「ハーン」は、その陽気な人柄から、スペイン巡礼中ヨーロッパ人たちの間でも有名になっていきました。  

巡礼事務所で巡礼手帳をゲット

  巡礼手帳、クレデンシャルを発行してもらいました。このクレデンシャルがあると巡礼宿(アルベルゲ)に泊まることができます。立ち寄る村々でスタンプを押してもらいます。   この日、次の村「オリソン」のアルベルゲに予約を入れておりました。午後6時までにチェックインしなくてはなりません。 歩いて行っては間に合わないので、タクシーで向かうことにしました。 巡礼事務所で働いていらっしゃる人たちが、本日の宿であるオリソンのアルベルゲまで向かうためのタクシーを呼んでくれました。     水をペットボトルに入れるのを手伝ってくれる、日本語ペラペラでいつも食事に誘ってくれた、やさしいキムさん。   サン・ジャン・ピエドポーは15世紀に作られた城砦で囲まれています。赤い屋根と窓枠の建物が並んでいて大変可愛い街でした。泊まってゆっくりしてもよかったかなと思います!  

オリソンのアルベルゲ到着

  日本からネットで予約ができた 私営のアルベルゲ(巡礼宿)です。 第一日目だけ、このアルベルゲを予約しておきました。 オリソンは サン・ジャン・ピエドポーから約8kmほど山へ登ったところにあります。 18時の夕食の時間に間に合わないので、サン・ジャン・ピエドポーからオリソンまで、いきなりタクシーに乗ってやってきました。 徒歩だと2時間くらいの距離を タクシーで15分ばかり。 出だしからタクシーを使いましたが、バスやタクシーもありの、私たちのスペイン巡礼。 オリソンのアルベルゲは夕食も含まれていて1人34ユーロくらいでした。 この写真のうしろには、この旅でもっともお世話になることになるAnickたちが写っていました。   いよいよ、明日から スペイン巡礼が始まります!! いきなり、ピレネー山脈越えが待っています。 初めて寝袋を使った夜、寝る前に日本で待っている主人と電話で話すことができました。 声を聞いただけなのに、なんだか私も娘も安心してぐっすり眠りにつきました。 日本人とは見た目も大違いのヨーロッパ人に囲まれて、違う世界にさまよいこんできたような感覚から、どこかもの寂しい感がしていたからかもしれません。 1ヶ月間は家族がただ日本で待っていてくれるということだけで心の支えになっていました。 つづく。   オリソンにあるアルベルゲ 詳しくはこちら アルゲルゲについて 詳しくはこちら